健康相談担当より「コロナが教えてくれたこと」

こんにちは。

1都3県の緊急事態宣言がようやく解除されました。まだ完全なコロナの終息とまではいきませんので、引き続き注意して生活していきましょう。

さて、日頃から多くの方の健康相談にのっていますと、コロナ禍において健康意識が高まる人が増えてきているように感じます。

そんな中、主にコロナ禍においては、自粛生活で痩せる方と太る方の大きく2つに分かれています。

前者は自粛で活動レベルが下がった分、自炊してお酒の量も減らし、栄養バランスを整えたり食べ過ぎないようにした方々です。自粛で時間が出来たからと散歩をしたり、youtubeの運動も取り入れるなど、非常に意識が高い方もいらっしゃいます。

後者は自粛で外食や飲み会が減った半面、活動量が減ったうえにリモートワーク中に間食が増えたり、家飲みが増えることで体重増加するケースです。

 

「今までは外食や飲み会はあるから行っていたけど無ければ無いで何とかなるし、休肝日の体調の良さが分かるようになりました。」と嬉しいお言葉を頂くケースもあります。

今まで、私達指導者がどんなに口を酸っぱくして「休肝日を作りましょう」とアドバイスしても実践できなかった方が、実際にやってみて体調の良さを感じると実践できるようになるのです。

そんな方々には、今後自粛生活が終わっても休肝日の体調の良さを忘れないようにして、続けていくようにお話ししています。

このように様々なケースはあれど、新型コロナウィルスのお陰で皆が「病気にならない生活や体作り」に注目できるようになったことは事実です。

これはまさに、一病息災の考え方に似ていますね。仕事面ではリモートワークなどの新しい働き方が導入され、時間の使い方や仕事と家庭のバランス、生き方そのもの価値観にも変化がおこっているようです。一部の地域では環境汚染が改善したり、地球規模での変化も生じています。

このように考えるとコロナが私たちにもたらしたものは、決して悪いことだけではないのかもしれません。

いつかコロナのことが、私達人類が成長していくための糧となれば幸いです。

皆様どうぞ、引き続きお気を付けてお過ごしください。